ショパンと現代音楽以外、あまり接する機会のないポーランド音楽ですが、今回は19世紀末から第一次大戦にかけての時代、いわゆる《若きポーランド》時代に注目して概観します。この時代を代表する作曲家たち――シマノフスキ、カルウォーヴィチ、ルジツキの創作は、いずれも文学とのかかわりが強いものでした。この講座では、とくにそうした面に照明をあて、録音で実際の曲も聴くと同時に、そこに用いられている《言葉》、インスピレーションの源泉となった《言葉》を日本語訳でなるべく丁寧に読みながら、彼らの藝術を味わってゆきたいと思います。 |
場所:東京外国語大学本郷サテライト教室(所在と交通は下記参照)
時間:18:30-20:30
受講料:9000円(全6回一括納入)
受講者定員:20名または30名(応募状況に従って最終的に教室を決定します)
受講申し込み方法:次の大学ホームページをご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/common/open-academy/application.html
- 10月20日(金)
《若きポーランド》とは? ミェチスワフ・カルウォーヴィチの音楽(1)
関口時正 - 10月27日(金)
ミェチスワフ・カルウォーヴィチの音楽(2)、カロル・シマノフスキの声楽曲
関口時正 - 11月10日(金)
シマノフスキと文学・文学者たち
関口時正 - 11月17日(金)
ルドミル・ルジツキの音楽
小早川朗子+関口時正 - 11月24日(金)
タデウシュ・ミチンスキとシマノフスキ
小椋彩+小野真紀 - 12月1日(金)
《若きポーランド》から《スカマンデル》へ
関口時正
小早川 朗子(こばやかわ ときこ): 東京藝術大学大学院博士課程
小椋 彩(おぐら ひかる): 工学院大学非常勤講師(ロシア文学、ポーランド文学)
小野 真紀(おの まき): 東京外国語大学大学院博士後期課程特別研究学生・大阪大学大学院博士後期課程
****************************************
東京外国語大学本郷サテライト教室
TEL & FAX:03-5805-3254
最寄り駅等
東京メトロ丸ノ内線:「本郷三丁目」駅(M21) 1番出口下車徒歩3分
都営地下鉄大江戸線:「本郷三丁目」駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
都営地下鉄三田線:「水道橋」駅(I11) A1出口下車徒歩6分
JR線:「御茶ノ水」駅 お茶の水橋口下車徒歩7分
地図: (http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html 東外大ホームページ)
本郷地区:本郷サテライト